SIMO

About

アトリエシモのコレクションは、自然の美しさや風景からインスピレーションを受け、
身近な植物や水の流れ、そよ風などを表現しています。
日常にやさしく溶け込むつけ心地の良さと、丁寧な手仕事から生まれる温かみある質感を 大切にしています。
手仕事に携わることは、私たちの幸せなライフワーク。
アトリエで一つひとつ作られるジュエリーが、多くの人に愛され、心地よく寄り添いつづけることを願っています。

Kazutoshi Shimo /

神奈川県生まれ。
子供の頃からブロックやプラモデルなど、作ることに夢中でした。自分の手で完結できる物づくりに魅力を感じ、美大で金属工芸を専攻。彫金作家のアシスタントトレーニングを経て、自身のジュエリー制作をスタート。2011年より神戸に移り、有紀子と共にジュエリー工房[アトリエシモ]をオープンしました。

現在は、繊細な造形を得意とする、職人兼デザイナーとして、ほぼ全てのアイテムの制作を担います。自由な手法での造形と、伝統的な彫金技法、あらゆる選択肢の中から適切な方法を選び、バランスの良い「形」を作りあげる姿勢を大切にしています。

Yukiko Shimo /

大阪府生まれ。
子供の頃は、母のとなりで手芸をしたり、お菓子を焼くのが好きでした。建築を学ぶ兄の影響で美術に興味をもち、イギリスの美大で陶芸を専攻。朝早くから暗くなるまで、海辺の小さな町にあるスタジオで制作に没頭する日々を過ごしました。またストラスブール国立装飾美術学校でジュエリーとガラスの制作を経験しました。

現在はコレクションのデザインとWeb運営を担当。感性を大切に、色や感触を楽しんでものを作ることが好きです。草花をモチーフにジュエリーをデザインしたり、おいしいものを作って家族と食卓を囲む... 制作も日々の暮らしの一部として、自分らしく楽しみたいと思っています。

Creation

新しいコレクションのアイディアは、スケッチブックのいろいろな断片から生まれます。
カスタムメイドの場合は、ご希望のイメージとストーンの個性などを考慮してデザインを起こします。

デザインが固まったら、制作に取り掛かります。
デザインにより、アプローチは様々。
WAXや金属で細かな造形を行ったり、クレイの特性を生かして柔らかなフォルムを表現することも。
または、はじめから貴金属で作り始めるケースもあります。
原型が完成したら、指定の金属でキャストを行い、加工や仕上げを施していきます。
さらにデザインによって、石留めやミルグレイン、洋彫りなどの緻密な加工を施します。
このようなプロセスは、とても繊細な作業なので細心の注意を払って行います。
最終的に、お届けできる状態かどうかを確認して完成となります。

均等な配置や完璧な磨き上げにこだわらず、手で感触を確かめながら制作することで、
特有の温かな質感を持つジュエリーが生まれます。

Materials

Metal

ゴールド、プラチナ、シルバーをお取扱いしております。

ゴールドの特性について...
イエローゴールドについては、K10(10金)とK18(18金)をお取扱いしております。
K10 は、ゴールドの含有量がK18 よりも少ないため、淡いカラーが特徴です。
さりげなく肌なじみの良いゴールドカラーを好まれる場合や、カジュアルにお使いいただくのにおすすめの素材です。
ただし経年変化により色が変化しますので、時々ケアをしていただく必要があります。
一方、K18はマリッジリングなどで一般的に使用される素材ですので、長い期間、日常的にお使いいただくのに適した素材です。
ほとんどケアをする必要がありません。

通常シルバー色の素材としてプラチナを使用しておりますが、
洋彫りを施す場合は、加工上K18ホワイトゴールドが適しています。

既存のアイテムは、記載した素材以外での制作も承ります。
アイテムにより使用可能な素材がございますので、ご希望の際はお問い合わせ下さい。

Diamond

コレクションで使用するダイヤモンドは、日本の信頼できるサプライヤーから入手しております。
ブリリアントカット、ローズカットを中心にお取扱いしております。

カスタムブライダルで使用するダイヤモンドにつきまして、ご希望のシェイプ、クオリティーのものをご用意することも可能です。
また受け継がれたダイヤモンドを再利用して、新たなアイテムをお作りするリモデルも承ります。

Natural materials

誕生石のほか、サファイアやターコイズ、サンゴ、パールなど。
心惹かれた素材を選んで使用しております。

Jewelry care

お手入れについて

シルバー製品、K10イエローゴールド製品のケア方法をご案内いたします。

重そうとアルミホイルを使う方法

デザインや作りにより、適切なケア方法も異なります。
こちらはリーフネックレスなど、細かな凹凸のあるトップや、チェーンのケアに適した方法です。
熱湯を使用しますので、天然石、パール、ボンドなどの材料がついた製品には行わないようにご注意下さい。

私たちがよく行う簡単なケア方法をご紹介します。
まずは、耐熱容器 (カップなどでOK) とアルミホイル、重曹 (小さじ2〜4位) を準備します。
それから熱湯を沸かします。

変色 (硫化) して黒っぽくなったシルバー製のネックレスをきれいにしてみます。
容器にアルミホイル(ホイルの表面積を増やすためシワシワにします) を敷き、ネックレスを入れます。
熱湯を注ぎ、小さじ1~2の重曹を加えます。
シュワーッと泡が出てきます。
化学反応で、変色した銀の成分がアルミホイルにすいよせられ...
すっかりきれいになりました !
仕上げに、流水でよく洗います。

この方法の良いところは・・・
シルバークロスなどでは取れにくい、チェーンなどの細かい隙間もきれいにできることと、手軽に揃う材料でお手入れができることです。
いくつかのアイテムを同時に行うことができます。チェーンが絡まないようにご注意下さい。
一度できれいにならない場合は、新しい材料で同じことを繰り返すと少しづつきれいになります。
簡易的な方法ですので、取りきれない変色もありますが、日々のケアにはお勧めです。

シルバークロスを使う方法

表面に光沢のあるアイテムは、市販のシルバークロスで手軽にケアしていただくことができます。
シルバークロスで磨き、きれいになりましたら、少量の中性洗剤を溶いたぬるま湯で油分などを洗い、最後は流水ですすいで下さい。
イニシャルチャームなどのように、彫った部分を黒く着色したアイテムの表面をきれいにする場合などにも適した方法です。

日々の保管方法

シルバーやK10イエローゴールドは、長期間空気に触れたり汗の付着などにより経年変化で黒っぽく変色します。
変色を防ぐためには、着用後はぬるま湯で軽くすすいでおくことや、空気に触れにくいよう小さなチャック付きビニール袋などに入れて保管していただくことも有効です。

修理とメンテナンス

より長くご愛用いただけますよう、修理やリングのサイズ直し、クリーニングなどを承っております。
まずはメールにてご相談いただくか、アトリエにお持ち下さいませ。